日時:2009年11月20日(金)午後5時
会場:名古屋大谷高等学校 西館1階視聴覚室
講師:蔭山悦子先生

内容:英語の発音を上達させるには、英語音をつくる際の口や舌の形を理解した上で、ネイティブの音を真似る方法が長い間、教育現場で広く採用されてきた。しかし、日本人による英語の発音は一般的に言ってあまり上手だとはいえない。英語の音をつくる鍵は、これまでの伝統的な方法にあるのではなく、日本語の音の理解にある。日本語の発音と英語の発音を対照させることで英語の音がみえてくる。このように、日本語と対照させて英語発音の学習法を提示することが本講演の目的である。

講演者略歴:兵庫県西宮市生まれ。阪神間において、灘・甲陽・神戸女学院の中学入試、東大・京大の大学入試を専門に指導。滋賀にて塾経営などを経て、英語発音学とENGLISH SYNTAX (英語統語法)、TRANSFORMATIONAL GRAMMAR (変形文法)による豊富な英語教育経験から導き出した独自の英語学と教授法で英語教育を展開している。